第109回 午後 問30
科目:疾病の成り立ちと回復の促進
成人の急性扁桃炎の原因となる菌はどれか。
- 1百日咳菌〈Bordetella pertussis〉
- 2黄色ブドウ球菌〈Staphylococcus aureus〉正答
- 3インフルエンザ菌〈Haemophilus influenzae〉
- 4ヘリコバクター・ピロリ〈Helicobacter pylori〉
正答 2
解説
黄色ブドウ球菌は、成人の急性扁桃炎を起こす菌として溶連菌などとともによく挙げられ、公式の正答はこれである。成人の急性咽頭・扁桃炎108例の報告(口腔・咽頭科、2005年)では、95例の扁桃などから合計165株の菌が見つかり、ブドウ球菌は34株(20.6%)、β溶連菌は28株(17%)だった(抄録では黄色ブドウ球菌かどうかまでは分からない)。ただし同じ報告では、選択肢3のインフルエンザ菌も26株(15.8%)見つかっており、95例から165株が見つかっているので、一人から複数の菌が見つかる例もある。
選択肢1:誤り。百日咳の原因菌である
選択肢2:正しい。成人の急性扁桃炎を起こす菌として、溶連菌などとともによく挙げられる
選択肢3:誤り。公式の正答ではない。ただし報告では、成人の急性咽頭・扁桃炎の扁桃などから26株(15.8%)見つかっている
選択肢4:誤り。強い酸性の胃でも生きられる菌である
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出典: 第109回 看護師国家試験。解説は本アプリが作成
問題と正答は厚生労働省「看護師国家試験の問題および正答について」(第108〜115回)をもとに、表示用に整えて掲載しています(公共データ利用規約 第1.0版(PDL1.0))。解説と科目分類は本アプリが作成したもので、厚生労働省が作成したものではありません。