第111回 午前 問13

科目:必修問題

黄疸のある成人患者にみられる随伴症状はどれか。

  1. 1動 悸
  2. 2難 聴
  3. 3関節痛
  4. 4搔痒感正答

正答 4

解説

日本消化器病学会の胆石症ガイド2023は、黄疸になると、皮膚がかゆくなったり、褐色から黒色の尿(ビリルビン尿)が出たりすると説明している。日本肝臓学会の冊子(2020年)にも「黄疸によるかゆみ」に対する飲み薬の記載がある。国立がん研究センターは、胆道がんで胆管が狭くなったり詰まったりして起こる黄疸(閉塞性黄疸)では、尿の色が濃い茶色になったり皮膚がかゆくなったりするほか、十二指腸に出るビリルビンが減るので便の色が白っぽくなることもあるとしている。黄疸にはほかに、肝臓の細胞が傷んで起こるもの(肝細胞性)と赤血球が壊れて起こるもの(溶血性)があり、日本肝臓学会の冊子は、B型の急性肝炎の時期には黄疸、全身倦怠感、食欲不振などが出ることがあるとしている。選択肢のうち、黄疸に伴う症状として出典にあるのは搔痒感(かゆみ)で、動悸は、溶血性の黄疸が出る自己免疫性溶血性貧血でも、黄疸とは別の「貧血症状」として挙げられている(厚生労働省の臨床調査個人票)。 選択肢4:正しい。黄疸になると皮膚がかゆくなることがある
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出典: 第111回 看護師国家試験。解説は本アプリが作成

問題と正答は厚生労働省「看護師国家試験の問題および正答について」(第108〜115回)をもとに、表示用に整えて掲載しています(公共データ利用規約 第1.0版(PDL1.0))。解説と科目分類は本アプリが作成したもので、厚生労働省が作成したものではありません。