第113回 午前 問83
科目:疾病の成り立ちと回復の促進
肺結核について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1結核の10%程度である。
- 2感染経路は接触感染である。
- 3肺アスペルギルス症と同じ原因菌である。
- 4二次性の発症は過去の感染の再活性化による。正答
- 5DOTS〈Directly Observed Treatment,Short-course〉が推奨される。正答
正答 4・5(2つ選ぶ問題)
解説
結核の感染経路はほとんど経気道性である。成人の肺結核は、初感染で静菌化していた結核菌が再び増殖する内因性再燃によって発症するとされる。WHOは、治療脱落と多剤耐性結核を防ぐため、DOTS(directly observed treatment, short-course)による6カ月間の短期化学療法を推奨している。
選択肢1:誤り。2022年の新登録結核患者10,235人のうち、肺結核の一部である喀痰塗抹陽性肺結核だけで36.2%を占め、肺結核は10%程度ではない
選択肢2:誤り。感染経路はほとんど経気道性
選択肢3:誤り。肺アスペルギルス症は真菌の一つであるアスペルギルスが感染して起こる肺真菌症で、結核の原因の結核菌とは別である
選択肢4:正しい。静菌化していた結核菌が再び増殖して発症する(内因性再燃)
選択肢5:正しい。WHOがDOTSを推奨している
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出典: 第113回 看護師国家試験。解説は本アプリが作成
問題と正答は厚生労働省「看護師国家試験の問題および正答について」(第108〜115回)をもとに、表示用に整えて掲載しています(公共データ利用規約 第1.0版(PDL1.0))。解説と科目分類は本アプリが作成したもので、厚生労働省が作成したものではありません。