第108回 午後 問67

科目:成人看護学

Aさん(52歳、男性、独身)は、銀行員。切除不能の大腸癌と診断され、外来で抗癌薬の点滴静脈内注射を受けることになった。Aさんは「治療を受けながら仕事を続けたいのですが、どうすれば良いか教えてください」と外来看護師に相談した。 外来看護師が行うAさんへの助言で最も適切なのはどれか。

  1. 1「所属部署の変更を上司に申し出ましょう」
  2. 2「副作用が出てから対応を考えましょう」
  3. 3「会社の健康管理部門に相談しましょう」正答
  4. 4「有給休暇を使って治療を受けましょう」

正答 3

解説

厚生労働省の「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」(平成28年2月)は、両立支援の検討は支援を必要とする労働者からの申出から始まるとし、産業医や保健師・看護師などの産業保健スタッフの関与と相談窓口の明確化を求めている。Aさんには、まず会社の健康管理部門に相談して、治療と仕事を両立するための配慮を検討してもらうよう助言する。 選択肢1:誤り。部署の変更は、会社と相談して必要な配慮を検討したうえで決めること 選択肢2:誤り。副作用が出る前から、治療の予定を会社と共有して準備する 選択肢3:正しい。会社の健康管理部門(産業保健スタッフ)に相談する 選択肢4:誤り。有給休暇だけで対応するのは、仕事を続けるための相談にならない
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出典: 第108回 看護師国家試験。解説は本アプリが作成

問題と正答は厚生労働省「看護師国家試験の問題および正答について」(第108〜115回)をもとに、表示用に整えて掲載しています(公共データ利用規約 第1.0版(PDL1.0))。解説と科目分類は本アプリが作成したもので、厚生労働省が作成したものではありません。