第113回 午前 問80
科目:疾病の成り立ちと回復の促進
甲状腺クリーゼについて正しいのはどれか。
- 1低体温となる。
- 2致死率は2%以下である。
- 3誘因として感染症が多い。正答
- 4初期症状として徐脈を認める。
- 5甲状腺ホルモンの欠乏症である。
正答 3
解説
甲状腺クリーゼは、甲状腺中毒症の原因となる甲状腺の病気が未治療またはコントロール不良の状態に強いストレスが加わって起こり、38度以上の発熱、130回/分以上の頻脈、中枢神経症状がみられる。日本甲状腺学会の全国調査(2004〜2008年の症例を2009年に調べたもの、2012年発表)では、誘因で最も多かったのは抗甲状腺薬の不規則な服用・中断で、次いで感染症(特に上気道感染)だった。同じ調査で、日本でも死亡率は10%を超えていた。
選択肢1:誤り。38度以上の発熱がみられる
選択肢2:誤り。同じ調査で、日本でも死亡率は10%を超えていた
選択肢3:正しい。感染症は抗甲状腺薬の不規則な服用・中断に次いで多い誘因(解析した356例のうち87例)
選択肢4:誤り。頻脈がみられる
選択肢5:誤り。甲状腺中毒症(ホルモン過剰)の状態で起こる
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出典: 第113回 看護師国家試験。解説は本アプリが作成
問題と正答は厚生労働省「看護師国家試験の問題および正答について」(第108〜115回)をもとに、表示用に整えて掲載しています(公共データ利用規約 第1.0版(PDL1.0))。解説と科目分類は本アプリが作成したもので、厚生労働省が作成したものではありません。