第115回 午前 問29
科目:疾病の成り立ちと回復の促進
肺血栓塞栓症の確定診断に用いるのはどれか。
- 1Dダイマー正答
- 2ヘモグロビン
- 3プロトロンビン時間〈PT〉
- 4活性化部分トロンボプラスチン時間〈APTT〉
正答 1
解説
Dダイマーはフィブリン分解産物の集まりで、線溶系の亢進を表し、血栓ができたことを示す(日本循環器学会などのガイドライン2017年改訂版)。選択肢の中で血栓を示す検査はこれだけで、ヘモグロビンは酸素と結合するたんぱく質、PTとAPTTは凝固因子の異常を調べる検査である。公式の正答はDダイマーで、選択肢の中ではこれがいちばん近い。ただし同じ2017年改訂版は、Dダイマーは加齢や癌、手術などでも上がり、感度は高いが特異度が低いため、診断の除外に使うとしている。また同じ2017年改訂版は、検査前の臨床的確率が高い人では、CTで血栓が見つかったときに診断を確定するとしている。
選択肢1:正しい。選択肢の中で血栓ができたことを示すのはDダイマーだけ。ただし2017年改訂版のガイドラインでは診断の除外に使う
選択肢2:誤り。酸素と結合するたんぱく質で、減ると貧血になる
選択肢3:誤り。凝固因子の異常を調べる検査
選択肢4:誤り。凝固因子の異常を調べる検査
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出典: 第115回 看護師国家試験。解説は本アプリが作成
問題と正答は厚生労働省「看護師国家試験の問題および正答について」(第108〜115回)をもとに、表示用に整えて掲載しています(公共データ利用規約 第1.0版(PDL1.0))。解説と科目分類は本アプリが作成したもので、厚生労働省が作成したものではありません。